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カナダ、中国製EVに100%関税を課す方針を決定—米国とEUと連携

カナダ政府は、中国から輸入される電気自動車(EV)に対し、新たに100%の関税を課す方針を発表しました。この決定は、アメリカやEUが関税の引き上げを表明しているのに合わせたもので、カナダも同様の措置を採ることにしました。

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具体的には、カナダ政府は10月から中国製EVに100%の関税を課すとし、さらに鉄鋼製品やアルミ製品にも25%の関税を設定するとしています。トルドー首相は、中国が不公正な補助金を提供し、グローバル市場での不公平な優位を築いていると指摘し、その結果、自国の産業と労働者に対する脅威となっているため、適切な対策を講じる必要があると述べました。

また、アメリカは今年5月に中国製EVの関税を現在の25%から100%に引き上げる計画を発表し、EUも今月、最大で36.3%の関税を追加する方針を示しています。カナダはこれらの動きに合わせた形ですが、中国からの反発が予想されています。

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