日本の軽自動車が世界で大ブーム！ガラパゴス説はもう古い
軽自動車は日本独自の規格で、かつては「ガラパゴス現象」の象徴とされてきました。しかし、今ではその軽自動車が海外、特に欧米で窃盗団にも狙われるほどの人気となっています。
軽トラックはもちろん、日本の軽自動車、例えばN-BOXやワゴンRも海外の道路を走り回っており、これは予想外の展開です。軽トラのカスタムが日本で流行していますが、同様にアメリカでも大ブーム。SNSや動画サイトで検索すれば、驚くほど多くのカスタム軽トラを発見できます。
アメリカでは「25年ルール」の影響もあり、軽トラの人気が急上昇中。製造から25年経過すれば連邦自動車安全基準の対象外となり、並行輸入車として登録が可能に。多くの州で農場や牧場での使用や、オフロード車や低速車両（LSV）として登録されています。
そんな背景もあって、軽トラックに強力なエンジンを搭載し、派手に改造するユーザーも少なくありません。中古車市場でも、軽トラや軽自動車が高値で取引され、北米では8000ドル（約120万円）以上、イギリスでは6000ポンド（約120万円）以上の価格がついています。
北米では、かつてスズキ・カプチーノやホンダ・ビートが人気でしたが、最近ではバンタイプやN-BOXも注目されています。イギリスでも、三菱i-MiEVやスズキ・ラパン、N-BOXなどが高値で取引され、20年落ちとは思えない価格がついています。
軽自動車の魅力は「コンパクトで低燃費」「快適な居住空間」といった点で、これらの特性が日本国内外で評価されています。そのため、「ガラパゴス現象」と言われた軽自動車が、今や世界に広がり、注目を浴びているのです。
しかし、人気があるからこそ窃盗団に狙われるリスクも。特に、20万ドル以上の価値があるカスタム軽トラは、特別な保管や保険が必要です。
今後もアメリカの「25年ルール」の影響で、軽自動車の人気は続くでしょう。そして、その他の国々でも日本の軽自動車の価値がますます認められていくはずです。日本の軽自動車ユーザーも、ガラパゴスなんて気にせず、自信を持って乗りまわしましょう。
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