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6月の中古車登録・届け出が7%減少、新車販売の停滞が要因

自動車販売団体が発表した情報によると、6月の中古車登録・届け出台数は前年同月比7%減の50万5839台であり、3カ月ぶりのマイナス成長となりました。新車の供給不足が買い替えを減少させ、それに伴い中古車市場における下取り車両が不足していると報告されています。

具体的には、自販連によると、6月の中古車登録台数は5%減の29万3633台であり、全軽自協によると軽自動車の中古車販売台数は9%減の21万2206台でした。

さらに、中古車オークションを運営するUSSによれば、6月の出品台数は前年同月比7%減少し、成約台数は6%増加しました。成約車両の平均価格は123万9千円で、前年同月比で14%上昇し、過去最高値を更新しました(122万1千円)。

新車販売の停滞は認証不正問題によるものであり、それが中古車の下取りを減少させ、市場の流通を押し下げたと見られています。一方で、円安の影響で日本の中古車は中東やロシア、モンゴルなどからの需要が高まっており、相場は高水準で推移しているとのことです。

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