ナイルがパティオを子会社化、中古車販売でシナジーを生む

ナイルは、７月１８日に開催された取締役会で、埼玉県所沢市に拠点を置くパティオ株式の全取得と子会社化を決議しました。取得価額は２億４００万円で、アドバイザリー費用等を含めた総額は約２億３７００万円です。

パティオ社は、埼玉県および東京都に複数の店舗を展開し、２０年以上にわたり中古車販売事業を安定的に営んでおり、直近でも黒字経営を維持しています。

この取得により、ナイルはパティオの長年培った経験やノウハウ、自社整備工場、多様な在庫車を活用し、自動車産業のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）事業における仕入れ体制の強化、顧客の車両選択肢の拡充、新たな顧客層の獲得を目指します。また、パティオもナイルのＤＸ推進に基づく業務効率化の向上や人材交流を通じて、さらなる企業価値の創造を目指していきます。

株式譲渡の実行日は２０２４年８月１日を予定しており、この日をもってパティオ社はナイルの連結子会社となります。