小豆島で自動運転バスの実証運行スタート、中学生が未来の交通を体験！

香川県小豆島では、2024年9月12日から自動運転バスの実証運行が開始されました。この取り組みは、高齢化による運転手不足や公共交通の減便・廃止といった課題を解決することを目的としています。また、観光促進の一環としても期待されています。

この実証運行に先立ち、地元の中学生を対象とした試乗会が9月11日に行われました。約15名の生徒たちは、バスの安全性や技術の進化を体感し、自動運転の可能性について学びました。この自動運転バスは「レベル2」のシステムで運行されており、緊急時にはオペレーターが手動で運転を切り替えることができます。

実証運行は9月17日まで行われ、主に土庄港から観光地エンジェルロードまでのルートで運行される予定です。将来的には、より高いレベルの無人運転化（レベル4）も視野に入れ、地域の交通問題解決に貢献することが目指されています。

この新しい技術は、地域の住民や観光客にとって、持続可能な交通手段として期待が寄せられています。